2012年 02月 18日
バタールもどき+バターロール
2個に分割するより、大きめクッペにすることに。
量が増えたことと水分が多めな生地。
クッペの成型なのに、ボールのような「クッペ」より
「バタール」のような太めの長方形になりました。
「Coupe(クッペ)」は”切られた”という意味で「クーペ」とも発音します。
表面に1本切り込みを入れる為この名がついたと言われています。
だけどクープ1本は長すぎやしない?
ということで、3本。
ちょっとズングリなお姿だけど、待ち望んだフランスパンらしいクープの開き!
ようやくです。
少しだけどエッジも立ってるし、帯もちゃんと残ってる!
銅板バンザーイ!!
横から見ると、破裂するかと思った真ん中のコブ。
コレ、真ん中を厚めにするクッペ成型のせいだと思う。
中は、しっとりした膜厚の気泡。
ところで、「Batard(バタール)」の意味はご存知ですか?
「中間」という意味で「バゲット」と太めの「ドゥ・リ-ブル」の中間の太さで、
クープは3本と決まっています。
生地はバゲットと全く同じですが、成型が違うと味にも違いが。
細いフランスパンほど、バリッとしたクラスト。
バタールは太めなので、身も多くもっちりとして
フランスパンの中でも日本人好みかも。
このあと朝食用の「バターロール」も焼きました。
バタールもどきの焼き上がりに大喜びして、うっかりミス。
二次発酵せずオーブンに入れる所でした。
危ない危ない。。。
発酵前に塗り卵していたので、表面がマットになってしまいました。
こんなにいい加減でも、パンは焼けてくれるもんですねぇー。
前回同様フッカフカ!
この柔らかさは、高温、短時間焼成だからと納得。
これからバターロールは、基本これで。
参考にしたのは、「パンの図鑑」に登場する基本のパンづくりレシピ。
(レシピでは生イーストが使われていましたが、耐糖イーストに置き換えました。)
この本、パンシェルジュ検定の勉強をしていた時、
世界のパンを目で確かめたくて参考書として買ったもの。
パンの写真がとてもいいんです。
こんな風に焼けたらいいだろうな~というお手本。
手元において、ちょくちょく見比べています。
by Noah-life
| 2012-02-18 13:38
| パン焼き