2011年 06月 17日
下北半島バス紀行
天気は快晴。気温は20度そこそこ。寒くも暑くもない気持ちの良いお出かけ日和。
まずは青森駅から観光バスに乗り込み、むつ湾フェリーの出る「蟹田」へ向かいました。
雄大な景色の中、岩木山をバックに函館に向かう津軽海峡フェリーも。
楽しみにしていたのは、「イルカいないかキャンペーン」。
この時期3便に一度は目撃されるという、むつ湾のカマイルカ。
イルカが見えたら、証明書がもらえるんです。(イルカのバッジ付き)
船の上はさすがに寒かったけれど、気持ち良かったー。
イルカいないかなー。海上に目を凝らしてデッキを右に左に。
うわぁー、くじらみたい! いえ鯛島ですって。^^
フェリーで1時間ほどで目的地「脇野沢」に到着しました。
残念ながら、この日イルカは現れてくれませんでした。
前日は50頭も目撃されたというのに・・・
午後の便の方が見られる確率高いようです。
再び、バスで向かったのは川内川渓谷。
新緑の渓谷散策は短い時間でしたが、気持ち良かったー
「尻屋崎」があるのは、
地図で言うとマサカリのような形をした下北半島の右端の一番とんがった所。
真っ青な空に「尻屋崎灯台」がまぶしぃ~。
うー、風もすごーい!
この日はまだいい方だそう。
この近くには、強風を利用して風力発電施設も
たーくさん設置されているんです。
そして、灯台の近くの放牧場には、
居ました!
寒立馬(かんだちめ)の親子が!
手前に横たわっているのは子馬なんですよ。可愛いいー。
右に寄り添っているのは、
お父さん馬かしら?
寒立馬とは、南部馬と外来種馬を
かけあわせた田名部馬(たなぶうま)
という種類で一年中このあたりの
草原に放牧されているそうです。
ずんぐりとした体型で、
厳冬の雪の中でもじっと立つ姿を
想像すると胸を打たれますよね。
今は、あったかーくて、ほのぼの、
お馬の親子。
牧歌的で幸せな風景でした。
下北半島は森林が多く土地も広いので、どこか北海道の風景を想わせます。
帰りは日本有数の菜の花畑のある横浜町へ。
菜の花の満開時期は過ぎてしまいましたが、
いつかまた菜の花の迷路も体験しに来てみたい。
道の駅に寄り、「なたね油」の一番絞りを購入して
帰りました。
ちょっと高級だけど、パン教室Reveの先生に
教わったパンにも使えるので。
次回は本州最北端の大間崎や仏ケ浦、奥薬研、下風呂温泉など
津軽海峡側をめぐってみたいもの。
下北半島は初めてでしたが、今回の小旅行でより身近な場所になりました。
by Noah-life
| 2011-06-17 17:52
| 旅